観る・楽しむ

天徳寺






 曹洞宗の寺院で、本尊は聖観音。境内全域が県指定史跡になっている。開創当時は常陸(現在の茨城県)にあったが、佐竹氏の秋田への国替えに伴って秋田に移された。

 参道には古い石畳が敷かれ、その両脇には約120本もの松が生い茂っており、神秘的な雰囲気がある。境内には、仁王像が守る山門、総門、御霊屋(歴代藩主の墓)が建つ。
 
 御霊屋は大名家らしく屋根、外壁等が朱色に染められている。本堂の屋根は現在でも茅葺になっていて、秋田という土地柄や歴史の重さを感じさせてくれると同時に山門(楼門)や御霊屋との対比も楽しめるので一見の価値あり。

 1990年に国重要文化財に指定。

 また、歴代の佐竹家の武具や生活用具など多くの文化財を保持しており、毎年8月16・17日には虫干しを兼ねてそれらの文化財が一般公開され、書院の内部や御霊屋の境内などにも入ることが出来る。
※現在工事中につき、一般公開はおこなっておりません。
※工事期間未定

名前:
天徳寺
電話番号:
018-868-1700
住所:
秋田県秋田市泉三嶽根10-1
アクセス:
秋田駅から車で約15分または路線バス添川線、神田土崎線(天徳寺前)15分 バス停から徒歩3分
URL:
https://www.facebook.com/tentokuzi/?ref=page_internal