嵯峨家住宅は、茅葺き屋根が見事な江戸後期の農家の家。国重要文化財。
秋田平野の東端に所在する農家で最も古い部類に属している。構造技法等から19世紀前半の建築と推定され、嵯峨家はもと中世武士の出身と伝え、近世は肝煎を務めた。平面は、主屋南面の東西に突出部を出すいわゆる両中門造形式で、その特色を良く伝えている。広い土間にはウマヤを備え、床上部は広間を中心に上手に二室座敷、裏と下手に寝室等がついている。木柄が全体的に太く、古式で力強い印象。
※見学は要予約。
※現在も住宅として使用されているため、ご訪問の際はご注意ください。
- 名前:
- 嵯峨家住宅
- 電話番号:
- 018-838-2015
- 住所:
- 秋田県秋田市太平目長崎字上目長崎217-1
- アクセス:
- 秋田駅から車で約20分または路線バス太平線(地域センター前)25分バス停から徒歩1分