- 開催期間
- 2020年10月09日 〜 2020年12月27日
- 開催場所
- あきた文学資料館
- 開催場所住所
- 秋田県秋田市中通6-6-10
- ホームページ
- https://www.apl.pref.akita.jp/literature-center
- お問い合わせ
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担当者:あきた文学資料館
連絡先:018-884-7760
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毎週月曜日は休館日です。
正岡子規の主唱した革新的な俳句は、新聞『日本』を通じて世に知られたことから、連なる人々は日本派と呼ばれる。日本派俳句をいち早く秋田に紹介するのは、佐々木北涯、島田五空である。彼らは、子規の下から帰郷した石井露月を主幹に迎え、明治33年3月11日、俳誌『俳星』を刊行する。こうして秋田は東北における日本派の一大拠点となるのである。近代俳句革新の精華を受け継ぎ、脈々と発行された『俳星』は、平成27年6月号をもって休刊するまで、通巻1140号が発行された。『俳星』の変遷をたどり、その歴史的意義を探るとともに、刊行に携わった人々の事績をたどることで、秋田が近代文学の一極として輝いていた時代を振り返りたい。